社会人になってよかったこと

self-argument

4月に入り、Twitter(X)を見ていると新卒期の働くことに対するネガキャンをよくみます。
なので僕は逆張り男、というかせっかくどれだけ小さな気持ちだとしても新たに頑張ろうって思ってる若者の心を折る人ばかりの国ではさみしいので、普通に「働く」ってこんな素敵なことがあるよっていう紹介をしていきたいなと思います。

①1人の「大人」になれる実感、世界が広がる実感

主に金銭面を中心に学生よりも「自由」が増えた人が多いはず。使える額が増えると「大人」になった感じがするはず。

高いデパコス買ったり、高い服買ったり、これまでできなかったモリモリのラーメン頼んだり。
今まではできなかった自由で知れる新しい感覚はきっと「大人」になったんだなって感じる部分だと思います。
ドラクエで船ゲットしたり、そらとぶ絨毯とか鳥手に入れたりそういうときっておおーってなるじゃないですか?!あんな感じだと思ってます。

②大人になると知れる親の偉大さ

何気なく享受していた「生」を実感します。一人暮らしを学生の間からやっていた人は気付いているかも知れませんが、仕事がある中で帰ってから家事をしたり、いろんなことになくなっていくお金を見て間違いなく、「うわぁ。これまで自分のために投資してくれてありがとう親」と思えると思います。
親が子を育てるのは義務だろという方もいるでしょう。其の上で、義務だろうがなんだろうができてたら偉いんですよ。当たり前を当たり前にするって本当に難しいんですよ。なので親も偉いんです。
でもたぶんこれって自分の手で労働による対価を受け取って初めて気付けることだと思ってます。人間は愚かなものでも口伝では真に迫る体感にはならないのです。
とりあえず僕は中高生の頃に意味わからんくらい食費かけてくれてありがとうと思うし、大学時代細い家計だったはずなのにやりくりして仕送りまでしてくれてありがとうと思います。それらの金でもっと自分たちが満たしたい欲求を満たせたはずなのに。

当たり前だったものが実は両親が頑張ってた上に成り立ってる「当たり前じゃないもの」だったんだって認識できることは僕はポジティブだと思ってます。

③新卒期だからこそ知り合える同期の存在(出会える仲間)

みんな一斉によーいどんってする人たちが同期です。中途だとまとまった入社日とかがないので同期0みたいなことは往々にしてあります。ちなみに結構寂しいですよw

で、新卒期の同期はなんとなくでもいいからお互いに気にかけれるくらいの関係が良いと思います。だからといって意識しすぎる必要はなく、都合よく頭の中で使わせてもらう用という関係でいいのかなって。
そりゃもちろん同期に負けるな!まだもっとあいつよりも頑張れるみたいな話もありますが、僕は他者がそれを言うのは微妙だなって思ってます。あくまでもそれは本人が勝手に思うのであれば動機の1つとして成立すると思いますが、誰しもがその感情が動機になるわけではないのです。

どれくらいみなさんが悩んでいるかはわかりませんが大丈夫ですよ、おもったより社会人のほぼ全員色々悩んでます。あ、ちなみに悩むのはいいことです。何かを疑ってないと、理解しようと考えないと、悩むということは起きないので。答えがでるかどうかは別問題ですが、悩む→考えるというプロセスは必ずレベルアップになると思いますよ、自信持ってください。心の筋肉痛です。
※もちろん超絶時たま何も悩んでないやつもいますけどね、そんなやつは稀有中の稀有ですw

④失敗が許されるキャンペーンのようなタイミングとスキルアップ

現状どの世界でも大体20歳前後からはほとんどの人が働く世界です。その中でもこの新卒入社数年はある意味なにやっても「新卒だから仕方ない」と言ってもらえる時期です(もちろん仕事内のミスね主に)。
大人とはいえ業界では赤ちゃんみたいなものなので、ミスをかわいく許せてもらえます、というか(まともな)上司的には今は間違う時期だとおもってるはず。まぁ「今」の間に沢山間違わさせてくれる上司は良い上司だと思いますので大事にしてください。

<注意!>日本人特有の自己否定がここに出がちなので、新卒の皆さんは上司がわざと失敗させてるんだなって思ってていいと思います。都合よく捉えましょう!

こうやって間違いを重ねていく中で間違いなくいろんなスキルを身につけられますので、スキルアップという観点でも社会人のよいところかなぁ。

⑤色んな人がいるんだなって周りの世界を再定義できる

上司や部下、お客さん、同期含め、本当に色んな人がいます。仕事はかなりの確率で本音と建前を使い分けている方が多いです。色んな種類の人がいる上にそのオモテもウラもみれるんです。こんなに人のことが見えるのは社会人になってからだと思います!

もちろん文句もあるでしょう、尊敬もあるでしょう。そうやって自己のできることできないことを認知できるってことがすごく大事なんだと思います。
日本人は文化と教育の都合で謙遜が美学とされています。建前としては良いでしょうが、謙遜美学理論のせいでどうしても卑下しがち。謙遜はしても良いのだが何よりも正確に自分の位置を知れるということが大事なので、自分より尊敬できる人を見て自己研鑽したり、心折れそうな時は自分よりもできてないかもという人を見て、「大丈夫、自分は相対的に見てもできてる部分ある」と相対的にでも自己の鼓舞しましょう。

結論、たくさん人いるよ〜良いことも悪いこともたくさん知れるよ〜これまでの当たり前が当たり前じゃないんだと気づけるよ〜くらいかな。

まぁもちろんつらいこともありますけどね、それ以上にできることが増えたり、できることが認められて対価として給与があがったり、その結果周囲からも認めてもらったり…プラスも実はいっぱいあるんですわ。

だからみんなにはいろんな希望をもってもらいつつ、一緒にこの社会で頑張りたいな〜とおっさんはおもいます。
P.S. あんま良いことにみえなかったらすんませんw

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