こんばんは、ちむです。今日は仕事の帰り道にtiktokで流れたハイキューの夏合宿のところみてたら書きたくなったので自分語りおじさんします。よかったら読んでいってください。
長く続ける
僕は小6〜大学4年まで陸上競技をやっていました。小学校のときに比較的足が早い方だったかつ、中学でやろうと思っていた水泳部がなくなっていて、できそうな部活が陸上くらいだったので中学の部活から本格的に始めました。リアルちむを知っている人は考えもしないかもしれませんが中1のちむは149ｃｍで入学する超ちびで、周りは声変わりも済んで、身長も筋肉全く別次元の同級生ばかりでした。その中でも僕は身体が器用に使える方で、ちっさいのにジャンプ力や敏捷性、最大パワーの発揮力など、身体を十二分に使える方でした。
僕が通っていた中学（公立）の陸上部の顧問はいわゆる名匠と呼ばれる本人も全国大会経験者、毎年必ず全国出場者を生み出す凄い先生で、そんな中学なので陸上部はみんな強くていわゆる試合と呼ばれる、各校で種目ごとに出場できる人数が限られているものでは僕が出る種目がないほど層が厚い中学でした。そんなときに出会ったのが三段跳です。いわゆるケンケンパとかホップ・ステップ・ジャンプと呼ばれるもので、走幅跳の親戚のような種目です。助走路を走ってきて、右足→右足→左足→砂場に着地という種目なのですが、この種目の適性が高く他の種目では全く歯が立たなかった同級生や先輩たちに勝ててしまいました。
そんな三段跳ですが、気付いたら大学4年まで続けていました。長い間やっていたなぁって思います。
別にプロになるつもりもないし、飯食ってこうなんて全く想ってない。それでも、なんで10年も続けられたのかなと思ったのですが、「ハマる瞬間」が何度かあったなと。
本気の時間にはすべて意味がある
たかが部活。これは僕の推しキャラ、ハイキュー!!に登場する1年ミドルブロッカーの月島がずっと想っていてずっと引っかかっていたこと。
僕も中高大と陸上競技をやるにつれて、こう思う時期が少なからずありました。どうせここで勝っても自分よりも強いやつが必ずいるし、別に陸上で飯を食っていこうなんてことは考えてもいない。なのになんでこんなに一生懸命やってるんだろうなって。
で、ネタバレ注意なのですが、月島は左のコマの左から二番目にいる他校の先輩に諭されるんですね。まだお前は「バレーにハマる瞬間を味わっていない」と。
ただ、ずっと月島はバレーにハマる瞬間がこないまま超重要な試合の超重要な場面で、相手は全国レベルの屈指のスパイカーなのにその選手からドシャットのブロックで1セットを取るシーンがあります。
ドシャットを決めて、セットを取って、ブロックによる痺れる腕を感じながら他校の先輩の言葉を思い出すんですよね。
「それがお前がバレーにハマる瞬間だ」
とまぁ、ハイキュー!!の宣伝はこんなもんにしつつ、必ず想ったことあるこの感情を乗り越えてしてほしいんです。
「ほんとに続けてて意味あるのかな」
「どうせこれでいきていくわけじゃないのに。」
完全に持論ですが、何かを必死で頑張り抜いて、たとえそれが勝者じゃなくても、1位じゃなくても、敗者だとしても、その先で感じる感情は一生懸命やってきて初めてたどり着くものです。これを達成感とかというのでしょうか。なんかちょっと違う気がしています。どちらかというと「気づけば遠くまで来たもんだ」みたいな感じなのかな。
言葉にするの難しいな。でも本当にそれくらいかけがえのない気持ちがそこには待っています。
若い人、特に10代や学生ほど大事にしてほしいこと
自分語りおじさんではあるのですが、ぜひ若い人は続けている何かをそのまま続けてほしいですし、まだ続けるという経験をしたことがない人はなんでもいいです、続けてみてほしいのです。
社会人になっても何かを続けたり、始めたりすることはできますが、本当にすごく大変です。仕事はいつもうまくいくわけでもないし、心が健康でも身体が疲れ切っていたり、逆に身体は元気でも心が疲れていたり。そんな中で何かを続けるということはとてもじゃないけど大変なのです。もちろん仕事を頑張れるのが1番ではありますが、そううまくいく人はなかなかいないのかなと。
一生懸命にやってみて、一生懸命失敗して、100回に1回でも成功体験をして、「ハマる瞬間」を体感してください。その経験は必ず人生の中で絶対的な柱として、あなたの心を支えてくれると思います。
もしこんなことでもいいんですかね？っていうのがあればDMしてください。いくらでも話聞きます。それくらい本気でなにかに頑張ってみた先にある感情を持って生きてみてほしいなとおもいます。
結構こういう話を飲みながらするのも好きです。きっとこうやっておじさんになっていくんだな。老害にならないようにだけ気をつけないと。
さて、やっと明日は金曜日！乗り切るぞ〜寒いらしいので皆さん暖かくして寝てくださいね。おやすみあでゅ。
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